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- ぜんぎょうほうべん 善巧方便 仏教用語。臨機応変に巧みな手段を講じて人を導くこと。
- ぜんここうろう 前虎後狼 前方から虎が、後方から狼が襲ってくるという意味で、次々と災難や危害に襲われることの喩え。 「前門の虎、後門の狼」とい...
- ぜんごしょち 善後処置 事件や問題が発生した後、残された課題の後始末をきっちりとすること。 後々のことを想定して、取り扱いを考えること。
- ぜんごふかく 前後不覚 物事の前後がわからなくなるほど、正常な意識を失うこと。
- ぜんしゃふくてつ 前車覆轍 先を進む車が転覆するのを見たら、後から行く車はそれを見て用心せよという教訓。 先人の失敗は後人の戒めになるという喩え...
- ぜんしんぜんれい 全身全霊 体力と気力のすべて。その人の持っている力のすべて。
- ぜんじんみとう 前人未踏 今までに誰も到達していないこと。誰も成し遂げたことがないということ。 「前人」は今までの人、先人。 「未踏」は誰もそ...
- ぜんせいぜんき 全生全帰 親から授かった肉体を傷つけずに、一生大切にすることが本当の親孝行であるということ。
- ぜんせんけんとう 善戦健闘 持っている力を出し切って立派に戦うこと。 敗者の奮闘を称えて使うことが多い。
- ぜんだいみもん 前代未聞 今まで聞いたこともない珍しいこと。または程度の甚はなはだしいこと。 「前代」は、現在よりも前の時代。過去。 「未聞」...
- ぜんちぜんのう 全知全能 あらゆることを理解し実行できる能力。神の能力。 別表記:「全智全能」
- ぜんていばんり 前程万里 これから先の目的地までの道のりが遠く長いこと。 また、将来に大きな可能性が広がっていること。
- ぜんとたなん 前途多難 これから先、多くの困難が予想されること。 「前途」は、目標までの今後の道のり。 「多難」は、困難や災難の多い様子。
- ぜんとゆうぼう 前途有望 将来、成功する可能性が高いこと。 その人の未来が希望に満ちていること。 別表記:「前途有為ぜんとゆうい」
- ぜんとようよう 前途洋洋 見通しが明るく、将来の発展が期待されること。 「前途」は今後の道のり。 「洋洋」は水があふれるように一面に満ちている...
- ぜんとりょうえん 前途遼遠 行く先までの道のりが非常に遠いことや、目的達成までに多くの困難が待ち構えていて長く時間がかかることを意味する。 「前...
- ぜんなんぜんにょ 善男善女 仏教を信仰する人たちのこと。 また、寺院に参詣したり霊場を巡礼したりする人を指す言葉。 元来は『善男子善女人ぜんなん...
- ぜんにゅうかきょう 漸入佳境 話題や状況などが次第に興味深い箇所に達すること。 「漸ようやく佳境かきょうに入いる」と訓読する。 晋の画家である顧愷...
- ぜんばつこうち 前跋後疐 進むことも退くこともできず、どうにもならない困難な状態に追い込まれること。 「前に跋ふみ後うしろに疐つまずく」と訓読...
- ぜんぴょういっぱん 全豹一斑 物事のごく一部を見て、全体を推測したり批評したりすること。見識が極めて狭いことの喩え。 「一斑」は豹ひょうの斑点の一...
- ぜんりょくとうきゅう 全力投球 野球で、投手が全力で投球すること。 転じて全力を尽くして物事に取り組むこと。
- ぜんりんゆうこう 善隣友好 隣り合った国が友好関係を結ぶこと。 同じ意味で「善隣外交」ともいう。
- そいそしょく 粗衣粗食 「粗末な衣服」と「粗末な食事」という意味で、質素で貧しい暮らしの形容。
- そういくふう 創意工夫 今まで誰も試したことがない独創的な方法や手段を考え出すこと。 「創意」は、新しい思いつきのこと。 「工夫」は、あれこ...
- そうえんふうじゅう 草偃風従 草が風になびいて従うように、政治家が善政を行えば、国民は自然とつき従うようになる、という意味。 「草のごとくに偃し、...
- そうかいいしゅ 滄海遺珠 まだ世間に知られていない有能な人材のこと。 「滄海」は、青々とした広い海。 「遺珠」は、取り残した真珠のこと。世間か...
- そうかいいちぞく 滄海一粟 大海の中にある一粒の粟のことで、広大な領域の中にあるごく小さなものの喩え。 特に、広大な宇宙に比べて人間の存在は小さ...
- そうかいそうでん 滄海桑田 大海が桑畑に変わるように、世の中の変化が激しいこと。 「滄海変じて桑田となる」と訓読する。 別表記:「桑田滄海そうで...
- そうかのいぬ 喪家之狗 ひどく疲れて元気が無い人のこと。 喪中の家では悲しみのあまり犬に餌をやることも忘れてしまい、犬が痩せ衰えてしまうとい...
- そうかんぼくじょう 桑間濮上 男女の色恋沙汰を詠った音楽。 現代では当たり前の恋愛をテーマにした歌でも、古代中国の儒教思想では「淫乱・淫靡」なもの...
- そうがらんま 僧伽藍摩 インドでの本来の意味は僧侶たちが修行する園林のこと。 日本と中国では寺院の中の建物の総称をいう。 通常は略して「伽藍...
- そうぎょうしゅせい 創業守成 創業するのは簡単だが事業を維持することは難しいということ。 「創業は易く守成は難し」を略した言葉。 類義語:「創業守...
- そうこうのつま 糟糠之妻 貧しい生活をして、共に苦労をしてきた妻のこと。 「糟糠」は酒かすと米ぬかのことで、貧しい食事の形容。 古代中国、後漢...
- そうこうろしゅく 草行露宿 草の生い茂った険しい場所をかき分けて野宿するという意味で、非常に苦しい旅をすること。 また、旅の行程が厳しく切羽詰っ...
- そうこげいしん 送故迎新 前任者を見送り、後任者を迎えること。 「故ふるきを送おくり新あたらしきを迎むかう」と訓読する。
- そうこつきゅうがい. 痩骨窮骸 年老いて衰え、骨と皮ばかりになった体のこと。 「痩骨」と「窮骸」はどちらも細くなって衰弱した肉体を意味する。
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