「い行」の四字熟語 五十音順
「い」から始まる四字熟語:294件
- いっきゅういちがく 一丘一壑 あるときは丘に、あるときは谷に。 俗世から離れ、自然の中に身を置き、風流・風雅な生活を楽しむこと。
- いっきゅういっかつ 一裘一葛 極めて貧しい暮らしの喩え。 「裘」は冬に着る皮の服。 「葛」は夏に着る葛の蔓つるの繊維を織った服。 それぞれを一枚ず...
- いっきゅうにゅうこん 一球入魂 野球から生まれた造語で、一球一球を全力で投ずることを表す。
- いっきゅうのかく 一丘之貉 同じ丘に住む狢むじな。似たようなものの喩え。 諺「同じ穴の狢」と同義。
- いっきょいちえい 一虚一盈 常に変化し一定を保つことなく、予測しにくいこと。 虚しいときもあれば、満ちることもあるという意味。
- いっきょいちどう 一挙一動 ひとつひとつの動作や行動。振る舞いのこと。 一挙手一投足。
- いっきょりょうしつ 一挙両失 一つの行動が原因になって、同時に他のことまで損害が及ぶこと。
- いっきょりょうとく 一挙両得 一つの行動で二つの利益を得ること。 一度に二つの目的が叶うこと。
- いっくんいちゆう 一薫一蕕 悪が善を駆逐すること。善は消えやすく、悪は除きがたくはびこりやすいことの喩え。 また善人が落ちぶれて悪人が栄えること...
- いっけつふしん 一蹶不振 一度の失敗で挫折してしまい、二度と立ち上がれなくなること。
- いっけつようぜん 一結杳然 文章が終わった後にその余韻が残る様子。 「一結」は文章をいったん締めくくること。 「杳然」は遥かに遠いこと。また、深...
- いっけんらくちゃく 一件落着 ある事件や事案が余すところなくすっかり解決又は決着すること。
- いっこういちびゃく 一闔一闢 陰と陽が交代し、衰えたり盛んになったりする様子。 「闔」は閉じること。「闢」は開くことを意味する。
- いっこうりょうぜつ 一口両舌 前に言ったことと、後で言ったことが違うこと。二枚舌。 仏教用語の「両舌」から派生した言葉。
- いっこくいちじょう 一国一城 一つの国を領し、一つの城を有すること。 転じて、他の干渉や援助を受けずに独立していること。
- いっこくせんきん 一刻千金 わずかな時間が千金に値するほど貴重であるという意味。 時間の貴重なことの喩え。 「春宵一刻値千金」を略した言葉。 「...
- いっこけいせい 一顧傾城 絶世の美女の喩え。 美女が一度ちらりと振り返るだけで、町中の男たちが夢中になり、君主までもがそれに惑わされて政治を投...
- いっこせんきん 一壺千金 普段は価値のないものでも、時と場合によっては非常に役に立つことの喩え。 普段は価値のない瓢箪ひょうたんも、船が難破し...
- いっさいがっさい 一切合切 なにもかもすべて。 「一切」と「合切」は共に「残らず全部」という意味。同義の語を重ねて意味を強調している。 別表記:...
- いっさいしゅじょう 一切衆生 仏教用語で、この世に存在するすべてのものを表す。 特に人間のこと。生きとし生きるもの。 同義語:「一切有情いっさいゆ...
- いっしいちごう 一糸一毫 ごく僅わずかなものの喩え。 「一糸」は一本の糸のこと。 「一毫」は一本の細い毛のこと。
- いっしがくがく 一士諤諤 ほとんどの者が権勢に媚びて流され従っている中で、一人だけが恐れず、勇気を持って直言すること。 「諤諤」は正しいと思う...
- いっししちしょう 一死七生 仏教用語。一度死んで、七度この世に生まれ変わること。転じて、何度も生まれ変わること。 同義語:「七死七生しちししちし...
- いっしそうでん 一子相伝 学問や技芸などの奥義を、我が子の一人だけに伝えて、決して他には秘密を漏らさず受け継いでいくこと。
- いっしどうじん 一視同仁 親しい人、あまり付き合いのない人に関わらず、誰をも差別せず、すべての人を平等に見て同じように慈しみ大切にすること。
- いっしはんせん 一紙半銭 ごく僅かな金銭の喩え。 仏教の教団では、寄付の金額が少ないことにいう。 「一紙」は一枚の紙のこと。 「半銭」は半文の...
- いっしほうこく 一死報国 命を捨てて国のために尽くすこと。我が身を顧みずに国家のために働くこと。
- いっしゃせんり 一瀉千里 物事の進み方が非常に速いこと。 弁舌や文章が滑らかに進むこと。 同義語:「一瀉万里いっしゃばんり」「一瀉百里いっしゃ...
- いっしゅくいっぱん 一宿一飯 旅先などで、一晩泊めてもらい、一度の食事を恵んでもらうこと。通りがかりに立ち寄って、ちょっとした世話になること。 小...
- いっしょういちえい 一觴一詠 酒を飲みながら詩を歌って、風流に楽しむこと。 同義語:「一詠一觴」
- いっしょうけんめい 一生懸命 物事に命がけで真剣に取り組むこと。 「一所懸命」が転じた言葉。
- いっしょうさんたん 一唱三嘆 一度詩文を読んで、何度も感嘆すること。 素晴らしい詩文を賞賛する際に使う四字熟語。 別表記:「一倡三歎」
- いっしょうせんきん 一笑千金 美人が一度微笑めば、千金の価値があるという意味。 また、美しい女性を指す言葉として用いられる。 別表記:「千金一笑せ...
- いっしょうばんこつ 一将万骨 一人の将軍が功名を立てる影には、多くの兵卒の戦死した後の骨が積み重なっているという意味。 功績が目立つ人の陰には、そ...
- いっしょくそくはつ 一触即発 ちょっと触れただけで、すぐに爆発しそうな状態を意味する。 非常に緊迫している状況。また、小さなきっかけで重大な事態が...
- いっしょけんめい 一所懸命 物事に命がけで真剣に取り組むこと。 武士が主君から賜った、命を懸けて守り抜くべき土地を「一所懸命の土地」と呼んだこと...
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