「え行」の四字熟語 五十音順
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「え」から始まる四字熟語:92件
- えつふそいつ 越鳧楚乙 同じ物でも、国や人によって違う呼び名が付いているということの喩え。 あるものを見て、それぞれの地域や文化で異なる認識...
- えてかって 得手勝手 自分の都合だけを考えて行動し、他人のことを顧みないことを指す。 わがままで身勝手な振る舞いをする様子を表し、自己中心...
- えぼしおや 烏帽子親 江戸時代ごろの風習で、武家の男子が元服する際に、烏帽子をかぶせて烏帽子名(成人としての新しい名)を授ける役目を担う仮...
- えんあんちんどく 宴安酖毒 享楽に溺れることが身を滅ぼす原因となることを戒めた四字熟語。 ただひたすら遊んで楽しむことは、毒を飲むようなものであ...
- えんえんちょうだ 蜿蜿長蛇 行列、隊列や道路、川などが長くうねるように続いている様子を表す。 蛇がくねくねと長く伸びていくような形状や動きを比喩...
- えんおうのちぎり 鴛鴦之契 仲睦まじい夫婦の絆の形容。 途切れることなく続く夫婦の信頼関係のこと。 夫婦の深い愛情や固い絆を表す。 「鴛鴦」は雄...
- えんかこしつ 煙霞痼疾 自然を愛する気持ちが非常に強いことを、長く治らない持病に喩えた言葉。 また、隠居して自然と親しみながら生活することを...
- えんかつしゃだつ 円滑洒脱 問題を起こすことなく、物事を順調に処理すること。 物事がスムーズに進行し、余計な障害もなく、洗練された方法で進められ...
- えんがんこけい 燕頷虎頸 武勇に秀でた、勇ましい武者の容姿を表す。 文事をやめて武の道に進むこと。また、大きな決意をして志を立てること。 また...
- えんがんだいひ 燕雁代飛 燕と雁が入れ替わりに飛ぶように、物事や人々が交代すること、または入れ違いになることを表す。 春に燕が来るときに雁が去...
- えんがんとうひつ 燕頷投筆 文筆を捨てて武事に転身すること、または思い切った決意をして新たな志を立てることを意味する。 具体的には、文人が筆を投...
- えんきょくうえん 婉曲迂遠 直接的でなく回りくどい言い方を指す。 また、実用的でない表現方法や、目的に対して遠回りなアプローチを示す。 「婉曲」...
- えんけいかくぼう 延頸鶴望 首を鶴のように長くして、相手を待ち望むこと。 特に、非常に長い時間をかけて、期待して待つことや、強い願望を抱いている...
- えんけいきょしょう 延頸挙踵 首を長く伸ばし、爪先立ちで待つことを意味する四字熟語であり、転じて、傑出した人物や絶好の時期が来るのを待ち望むことを...
- えんげんふし 艶言浮詞 相手の機嫌を取るために使うお世辞や、媚びるような言葉を指す。 または猫撫声ねこなでごえのような甘く優しい言葉を表現す...
- えんこうきんこう 遠交近攻 兵法三十六計の第二十三計。 「遠きと交わり近きを攻める」と訓読する。 この計略は、遠くの国や敵と同盟を結び、近くにい...
- えんこうしゅげつ 猿猴取月 自分の力を過信して無謀なことに手を出し、結果的に自らの身を滅ぼすことを意味する。 具体的には、猿が月を取ろうとして水...
- えんさくほうぜい 円鑿方枘 丸い穴に四角いものを無理に合わせようとする様子を表し、物事がうまく噛み合わず、調和しないことを意味する。 形が合わな...
- えんじちゅうれい 掩耳偸鈴 良心に反する行為を行い、それを隠すために自分を騙している様子を表す。 また、他人には秘密にしようとしても、すでにその...
- えんじとうしょう 掩耳盗鐘 自分の悪事を隠そうとするあまり、浅はかな考えで自分を欺くこと、または愚か者の行動を表す。 「掩耳」は耳を塞ぐこと。悪...
- えんじゃくこうこく 燕雀鴻鵠 普通の人には偉大な人の心の内が理解できないことの喩え。 ツバメやスズメのような小さな鳥には、オオトリやコウノトリのよ...
- えんじゃくそうが 燕雀相賀 新居の施工が終えたことを祝う言葉。 ツバメやスズメは人家に巣を作ることが多く、昔から家の繁栄を象徴する鳥とされてきた...
- えんじゅくむげ 円熟無碍 人格・知識・技術などが十分に磨かれ、何の障害もなく自由自在に発揮できる状態を指す。 経験を重ね、洗練された能力や深い...
- えんじょこうふ 怨女曠夫 結婚適齢期を迎えても相手がいない独身男女、または死別や離別により伴侶を失った人を指す言葉。 独身であることに対する寂...
- えんすいきんか 遠水近火 遠い所にあるものは急場の役には立たないということ。 遠くにある水では、目の前の火を消すことはできないという意味から、...
- えんそいんが 偃鼠飲河 偃鼠えんそはトビネズミの一種で、小さな体を持つ。 その偃鼠が大河の水を飲むといっても、自分の腹が満たされるだけであり...
- えんそうばくじょう 燕巣幕上 燕つばめが軍の幕(陣幕)の上に巣を作るようなもので、非常に不安定で危険な状態のたとえ。 陣幕は戦場で使われるものであ...
- えんちょうこくい 円頂黒衣 僧侶の姿を指す言葉。 「円頂」は髪を剃った丸い頭。 「黒衣」は墨で染めた黒い衣のこと。 したがって、仏門に入り、剃髪...
- えんてつこつずい 怨徹骨髄 人を恨む気持ちが骨の髄まで染み込むほど強く、深い恨みを抱くことを意味する。 「怨えん」は恨み、「徹てつ」は貫くこと、...
- えんてんかつだつ 円転滑脱 物事が停滞することなく、順調に進行すること。 言葉や行動が、相手に合わせて自由自在に変化し、滑らかに進む様子。
- えんてんがび 宛転蛾眉 美しい容姿の女性のこと。 白居易が『長恨歌』の中で、唐の『楊貴妃』の美しさを讃えて使った言葉。 古代中国では蛾の触覚...
- えんとういっかつ 鉛刀一割 切れ味の悪い鉛の鈍刀でも、一度くらいは物を切るのに使えるという意味。 自分の微力を謙遜して使う言葉。
- えんとうほうそく 円頭方足 人間のこと。 「円頭」は丸い頭。 「方足」は四角い足。 古代中国では、人間の丸い頭は天をかたどり、四角い足は地をかた...
- えんにゅうさんたい 円融三諦 仏教用語で、天台宗で説く三つの真理のこと。 空諦くうたい:すべての存在は空くうである 仮諦けたい:すべての存在は縁起...
- えんねんてんじゅ 延年転寿 仏教用語で、長寿を祈願し祝福する言葉。 仏の加護を受けて、さらに長生きして健やかに暮らすことを意味する。 類義語:「...
- えんぱひょうびょう 烟波縹渺 水面に霧や靄などが出て、視界ぼやけている様子。 別表記:「煙波縹渺」
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