飲至策勲とは

戦に勝利して、先祖の霊に報告して酒を酌み交わし、戦の功績を竹の札に書き記すこと。
功績を挙げた者が宴を開いて酒を飲み、功績を記録することを指す。
戦功を挙げた者が、祝宴を開いて功績を称えられる場面を表す言葉であり、主に武勲を称える際に使われる。

「飲至」は酒を飲んで歓談すること。
「策勲」は功績を記録し、表彰すること。

古代中国では、戦で功績を立てた将軍や兵士たちは、功績を記録され、それを祝う宴が開かれた。
この風習から、戦功や偉業を称える場面を象徴する言葉として使われるようになった。
「飲至し策を勲ず」と訓読する。

例文

・彼の偉大な功績を称え、会社は盛大な宴を開き、まさに飲至策勲の場となった。
・戦いに勝利した将軍たちは宮廷に戻り、皇帝からの賞賛を受けるとともに、飲至策勲の宴が催された。
・大会で優勝したチームは、コーチやスタッフとともに飲至策勲の会を開き、喜びを分かち合った。
・企業の業績向上に貢献した社員たちは、表彰式の後、飲至策勲のような祝宴に招かれた。

四字熟語 飲至策勲
読み いんしさっくん
出典 『春秋左氏伝』桓公二年
英訳 Celebrating achievements with a feast
Drinking and recording merits
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月7日