雲泥之差とは

天の雲と地の泥のように、極めて大きな違いがあるという意味。
比較にならない大きな差。隔たりの甚だしいことの喩え。
雲と泥のように、非常に大きな違いや差があることを意味する四字熟語である。
雲と泥は、物理的にまったく異なるものであり、それを例に取って、二者間に著しい格差や差異があることを強調する表現である。
通常、品質や能力、地位などが大きく異なることを示すために使われる。
この言葉は、特に非常に大きな格差を表現する際に使用され、両者がまったく別物であることを強調する。

「雲」は空に浮かぶ雲、清らかで高いものを象徴することが多い。
「泥」は泥、低く汚れたもの、または質の悪いものを象徴する。

例文

・彼と彼女の能力は雲泥之差であり、彼は全く異なる世界にいるようだ。
・その二つの製品は、価格は似ているが、品質には雲泥之差がある。
・彼の知識と経験は、雲泥之差の差を生んでいる。
・雲泥之差の結果となり、彼が勝利を収めた。

四字熟語 雲泥之差
読み うんでいのさ
出典 『後漢書』矯心伝
英訳 A difference as vast as the clouds and mud
類義語
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月12日