衣繍夜行とは

奇麗な刺繍の衣服を着て夜道を歩くこと。成功しても人に知られないことの喩え。

古代中国。楚の項羽が秦の都を攻略したとき、「富貴な身分になっても故郷に帰らないのは、錦を着て夜歩くようなものだ」と言った故事が由来。

「繍を衣て夜行く」と訓読する。

同義語:「衣錦夜行いきんやこう」「夜行被繍やこうひしゅう

例文

日本人初受賞にも関わらず、競技がまだ周知されていないため、まるで衣繍夜行だ。

四字熟語 衣繍夜行
読み いしゅうやこう
出典 『史記』項羽伝
対義語
使用漢字