都都逸調とは

江戸時代末期に、都々逸坊扇歌どどいつぼうせんかによって広められ流行した、日本の伝統的な定型詩である「都々逸どどいつ」の持つ、「7・7・7・5」の独特なリズムや節回し、およびその形式を模したもののこと。

「7・7・7・5」の音数律が基本だが、五字冠りごじかむりと呼ばれる「5・7・7・7・5」という形式もある。

都々逸どどいつの作品例

  • 惚れて通えば 千里も一里 逢えずに帰れば また千里
  • 恋に焦がれて 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす
  • 人の恋路を 邪魔する奴は 馬に蹴られて 死んじまえ
  • 立てば芍薬 坐れば牡丹 歩く姿は 百合の花

五字冠りごじかむりの作品例

  • あの人の どこがいいかと訊ねる人に どこが悪いと問いかえす
  • 泣き声は 聞こえないけど障子に写る 肩がゆれてる後ろかげ
  • 今日の空 花か紅葉か知らないけれど 風に吹かれて行くわいな(都々逸坊扇歌)
  • 世の人は 我を何とも笑わば笑え 我なす事は 我のみぞ知る(坂本龍馬)
四字熟語 都都逸調
読み どどいつちょう
類義語
使用漢字
最終更新日:2026年8月19日