遺臭万載とは

悪名や良くない評判を後世まで残すこと。

「遺臭」は残された悪い評判や汚名のこと。
「万載」は非常に長い年月を指す。

主に人々に悪い影響を与えたり、大きな過ちを犯した人物や出来事に対して使われる。
非常に厳しい批判を含む言葉で、歴史上の人物や事件について使われることが多い。
流芳後世りゅうほうこうせい遺臭万載いしゅうばんさい」と二つで対になっている。

例文

・彼は半生にわたり祖先が残した遺臭万載に悩み続けた。
・一度の大きな過ちは、遺臭万載の悪名として後世に伝わることもある。
・環境破壊を推進した企業の行動は、遺臭万載の汚名を残した。
・彼の独裁的な政治は国を混乱に陥れ、遺臭万載として歴史に刻まれた。

四字熟語 遺臭万載
読み いしゅうばんさい
出典 『晋書』桓温伝
英訳 Infamous for eternity
対義語
使用漢字
最終更新日:2024年12月26日