格物致知とは

古代中国における思想史上の術語。格致かくちとも略される。
この言葉は研究する者によって様々に解説され、定まった意味がなく解釈が難しい。

そのため読み方も人によって異なり、朱子は「知を致すは物に格るに在り」と、王陽明は「知を致すは物を格すにあり」と読んでいる。

大まかな意味としては、「物事の本質を追求し、知識を磨き上げること」とされる。

四字熟語 格物致知
読み かくぶつちち
出典 『礼記』大学
英訳 Deepening one's wisdom by gaining a thorough knowledge of natural laws
類義語
使用漢字