運否天賦とは

人の幸運や不運が天によって定められ、与えられるものであることを意味する。
物事の結果が、自分の努力や意志ではなく、天命や運命に左右されるという考えを表現する四字熟語である。
また、この言葉は「運を天に任せる」という意味でも使われ、最終的に物事の成否を天の意志に委ねることを示す。
努力や才能だけではなく、最終的には天命が物事を決定するという考えを反映しており、運命に身を任せる姿勢を示す。

「運」は運命、偶然の要素、幸運や不運。
「否」は否定、成否の結果が決まること。
「天」は天、宇宙の力、運命。
「賦」は与えられること、才能や天から与えられるもの。

例文

・彼の成功は運否天賦によるものであり、自分ではどうにもならない部分が多かった。
・彼女はすべてを運否天賦に任せ、結果がどうであれ受け入れる覚悟を決めた。
・この試合の勝敗は運否天賦のものだ、どちらに転ぶかはわからない。
・彼の努力が報われるかどうかは運否天賦であり、最終的には天に任せるしかない。

四字熟語 運否天賦
読み うんぷてんぷ、うんぴてんぷ
英訳 Success or failure is determined by fate
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月12日