縁木求魚とは

誤った手段では目的を達成できないことのたとえ。

「木に縁りて魚を求む」と訓読する。

孟子もうしは斉の国の宣王せんおうに「武力を使って天下の王になろうとするのは、まるで木に登って魚を捕まえようとするものであり、絶対にできるはずがない」語った。

例文

・縁木求魚のような方法で問題を解決しようとしたが、結果はもちろんうまくいかなかった。
・無駄な努力をすることほど愚かなことはない。まさに縁木求魚のようなものだ。
・あのプロジェクトは縁木求魚のように、最初から無理な方向に進んでしまった。

四字熟語 縁木求魚
読み えんぼくきゅうぎょ
出典 『孟子』梁惠王篇
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月8日