石部金吉とは

融通のきかない人の喩え。
頭がかたい真面目な人。男女の間の色恋を理解できない人。
石と金という二つのかたいものを重ね合わせて、人名のようにした言葉。

石や金のように硬く、柔軟性がなく、形式や規則に厳格に従う様子をたとえている。
批判的なニュアンスで使われることが多いですが、時に真面目さや誠実さを強調する際に用いられることもある。

例文

・私の父はまるで石部金吉のような人だから時代の変化に取り残されている。
・石部金吉な上司の下では、少しのミスでも厳しく叱責されることがある。
・彼はまるで石部金吉のように、どんなときでも規則を絶対に曲げない。
・彼女は石部金吉なところもあるが、その真面目さが頼りにされている。

四字熟語 石部金吉
読み いしべきんきち
英訳 Man of incorruptible character
類義語
使用漢字
最終更新日:2024年12月26日