煙霞痼疾とは
自然を愛する気持ちが非常に強いことを、長く治らない持病にたとえた言葉。
また、隠居して自然と親しみながら生活することを意味する。
「煙霞」は、靄と霞のこと。自然の風物。山水。
「痼疾」は、長く持病がなおらないこと。ここでは、自然を愛でる気持ちを持病にたとえて言ったもの。
別表記:「烟霞痼疾」
例文
・彼は若い頃から煙霞痼疾に取りつかれ、都市を離れて山中で静かな生活を始めた。
| 四字熟語 | 煙霞痼疾 |
|---|---|
| 読み | えんかこしつ、えんかのこしつ |
| 出典 | 『新唐書』田游巌 |
| 英訳 | A chronic obsession with nature and scenic beauty. |
| 類義語 | |
| 使用漢字 | 煙、疾、痼、霞 |
| 最終更新日:2025年9月8日 | |