烏帽子親とは

江戸時代ごろの風習で、元服の儀式において、男子に烏帽子をかぶせ、名を与える役を担った人物。元服親。
「烏帽子」は武家や公家の男子が成人のしるしとしてかぶった黒い冠状の帽子で、元服においては成人の象徴とされた。

烏帽子親は単なる儀式上の立会人ではなく、その後の人生においても後見人のような存在となり、指導や支援を行うことが多かった。

例文

・かつての烏帽子親は、現代でいう後見人に近い役割を担った。

四字熟語 烏帽子親
読み えぼしおや
使用漢字
最終更新日:2025年9月8日