泣斬馬謖とは

法律や規律を守るために私情を捨てること。

「泣いて馬謖を斬る」と読み下す。

しょくの国の武将の馬謖ばしょくは、宰相さいしょう諸葛孔明しょかつこうめいからの信頼が厚かった。
あるとき馬謖は孔明の命令を受けて戦いに向かったが、指揮に従わなかったために敵国のに大敗してしまった。
孔明は軍の規律が厳しいことを他の兵士に知らせるために、自分が信頼していた馬謖を泣く泣く処刑することにした。

四字熟語 泣斬馬謖
読み きゅうざんばしょく
出典 『三国志』蜀志・馬謖伝
使用漢字