氷炭相愛とは

氷と炭という、全く関連性のない相反する性質のものが、その特性を活かして互いに助け合うこと。

淮南子えなんじ』には次のように記されている。

この世の中でにかわうるしほど憎みあっているものはなく、氷と炭ほどに愛し合っているものはない。
膠と漆は一度くっついてしまうと合体してしまい、本来のそれぞれの形を失ってしまう。
一方、氷と炭は、一緒になったとき、氷は水となり、その水が火を消して炭をもとの形に戻し、お互いにその本来の姿に落ちつく。

四字熟語 氷炭相愛
読み ひょうたんそうあい
出典 『淮南子』説山訓
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月25日