楚囚南冠とは

捕虜となり囚われても、祖国のことを忘れないこと。

「楚囚」は、楚の国の囚人。転じて、捕らわれて他国にいる人のこと。
「南冠」は、南方の地方(楚の国)の人の冠。

中国の春秋時代。楚の鐘儀しょうぎは晋に捕らえられていても、祖国である楚の国の冠を被っていたという故事が由来。

四字熟語 楚囚南冠
読み そしゅうなんかん
出典 『春秋左氏伝』成公九年
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年8月31日