有頂天外とは

仏教で「有頂天」が最上級の天の一つであることから、そこを超えるような極度の喜びや興奮を意味する。
言い換えれば、非常に幸せで、大喜びしている状態を表し、何事にも勝るほどの喜びを感じることを指す。
また、この言葉はあまりにも高揚した状態を表現するため、時には冷静さを欠くほどの興奮を警告する意味でも使われることがある。
喜びや幸福感が極限まで達して、現実を超えたような状態を表している。

「有頂」は仏教における最上の天、最上の幸せを意味する。
「天外」は天の外、すなわち天にも昇るような状態、限界を超えた状況。

例文

・彼は長年の夢がかなって、有頂天外の喜びに包まれた。
・有頂天外な彼の姿を見て、周囲の人々も思わず微笑んだ。
・その知らせを受け取った瞬間、彼は有頂天外で何度もその喜びを表現した。
・有頂天外の気分に浸っている彼を見て、少し冷静になったほうが良いと感じた。

四字熟語 有頂天外
読み うちょうてんがい
英訳 Beyond the highest heaven in joy
Ecstatic to the utmost degree
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月10日