月宮天子とは

仏法守護の十二天の一人。元はバラモン教の神であったが後に仏教に取り入れられた。

月を神格化した神で、月輪の月宮殿に座して世界を照らすとされる。
また多くの天女をかたわらにはべらし、欲望の限りを尽くし、その寿命は500歳を超えるといわれる。

正しくは「月天子」で、密教では略称の「月天」と呼ばれる。他に「名月天子」「又宝吉祥天子」などの異名もある。

十二天の一覧

  1. 帝釈天たいしゃくてん
  2. 火天かてん
  3. 焔摩天えんまてん
  4. 羅刹天らせつてん
  5. 水天すいてん
  6. 風天ふうてん
  7. 毘沙門天びしゃもんてん
  8. 伊舎那天いざなてん
  9. 梵天ぼんてん
  10. 地天じてん
  11. 日天にってん
  12. 月天がってん
四字熟語 月宮天子
読み がっくうてんし
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月5日