紅葉良媒とは

紅葉が仲人の役割を果たしたという男女の不思議な因縁の物語。

科挙の試験を受けるために長安に来ていた「于祐うゆう」が、宮廷を流れる小川で詩の書かれた一枚の紅葉を拾った。

于祐は同じように紅葉に詩を書いて、皇居に流れ込む小川の上流に行き、水に浮かべて流した。

数年後。于祐は「韓翠蘋かんすいひん」という名の女性と結婚することになった。

婚礼の夜、于祐はあの紅葉を取り出して「この紅葉の主人を知らないか?」とたずねたところ、韓翠蘋も一枚の紅葉を取り出した。

そこには、かつての于祐の詩が書き記してあった。

四字熟語 紅葉良媒
読み こうようりょうばい
使用漢字