転じて、素晴らしい才能を持っているのに世間に認められないこと。また、貴重な物を、その価値の分かっていない人が所有していること。
古代中国、梁の国の孝王の家臣である鄒陽は、王の側近に従わなかったため、罪の濡れ衣を着せられ投獄されてしまった。
そのとき、鄒陽は孝王に「どんなに貴重な明月の珠や夜光の璧のような宝物でも、暗闇の中を行く人に投げつければ、喜ばれることはなく剣に手をかけて睨まれるだけ」と記した書状を奉り、弁明して身の潔白を主張したという故事が由来。
四字熟語 | 明珠暗投 |
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読み | めいしゅあんとう |
出典 | 『史記』鄒陽伝 |
使用漢字 | 投、明、暗、珠 |
最終更新日:2020年8月31日 |
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