慧可断臂とは
腕を切り落とすことも厭わないほどの、非常に固い決意のこと。
慧可という人物が、仏教の悟りを得るために自らの腕を断つという行動に由来する。
悟りを得るためにはどんな困難も厭わない姿勢を象徴している。
この言葉は、真剣に精神的な成長を望む者が、どんな困難でも乗り越えて努力する姿勢を示す。
禅宗の修行僧『慧可』は、嵩山の少林寺にいた達磨大師に弟子入りを志願したが、達磨大師はひたすら座禅をするばかりで許可を得られなかった。
慧可は雪の中で何日間も立ち続けた後、ある大雪の夜に自分の左腕の臂を切り落として求道の決意を示し、それによって入門を許され、教えを授ったという故事が由来。
なお実際は元から腕がなかったため、後からこの伝説が創作されたとの説もある。
「慧可、臂を断つ」と訓読する。
「雪中断臂」または「断臂求法」とも呼ばれる。
例文
・慧可断臂の故事は、仏教における悟りを得るための強い決意と犠牲を象徴している。
・彼は慧可断臂の精神を学び、あらゆる困難を乗り越えて修行を続けた。
・若い修行者は、慧可断臂を思い出し、悟りを得るために全力を尽くした。
・慧可断臂のような行動は現代にはなかなか見られないが、その精神は今も生き続けている。
四字熟語 | 慧可断臂 |
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読み | えかだんぴ |
出典 | 『続高僧伝』 |
英訳 | Determined to attain enlightenment, Huike severed his own arm. |
類義語 | |
対義語 | |
使用漢字 | 可、慧、断、臂 |
最終更新日:2025年2月13日 |