恵比須顔とは

七福神の一柱「恵比須神」の像ように目を細めて嬉しそうに笑っている顔つき。
幸福を呼ぶ人相とされる。

恵比須は、七福神の中で唯一(その他はインドまたは中国由来)の日本古来の神とされる。

日本神話において、イザナギとイザナミの最初の子は「蛭子ひるこ」と名付けられた。
蛭子は手足の不自由な姿で生まれ、3歳になっても歩けなかったため、神々はそれを穢れとみなし葦の舟に乗せて海に流した。

やがて人々のもとに漂着した蛭子は「えびす」と呼ばれるようになり、外から来た福の神として祀られるようになった。

漁業や商売の守護神として、右手には釣り竿、左脇には鯛を抱える姿が広く知られる。
「蛭子」「蝦夷」「恵比寿」「恵美須」「恵美寿」など表記の揺れがあり、「えびっさん」「えべっさん」などとも呼称される。

別表記:「恵比寿顔」

四字熟語 恵比須顔
読み えびすがお
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年10月16日