欲望には限りがなく満足することがないことの喩え。
後漢王朝の初代皇帝「光武帝こうぶてい」は望みを叶えて隴ろうの国(甘粛省)を平定し手に入れたが、次に蜀しょくの国(四川省)を望んだという故事が由来。
「隴ろうを得えて蜀しょくを望のぞむ」と訓読する。
別表記:「望蜀之嘆ぼうしょくのたん」
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