寧静致遠とは

誠実で、なおかつコツコツと努力を続けないと、遠くにある目的に到達することはできないという意味。

諸葛亮孔明が「五丈原の戦い」で病気で亡くなる際に、幼い息子のせんに宛てて書いた遺言「誡子書」の一節。
本来は「澹泊明志、寧静致遠」と対句になっている。

「寧静にあらざれば遠きをきわむることなし」と訓読する。

例文

彼のように焦って成し遂げようとしても、寧静致遠のごとく努力を重ねなければとても結局は目標には到達できないだろう。

四字熟語 寧静致遠
読み ねいせいちえん
出典 『諸葛孔明伝』
類義語
使用漢字