延頸鶴望とは

首を鶴のように長くして、相手を待ち望むこと。
特に、非常に長い時間をかけて、期待して待つことや、強い願望を抱いている状態を示す。

「延頸」は首を伸ばすこと。ここでは、首を長くして待つことを意味する。
「鶴望」は鶴が首を伸ばして遠くのものを見つめる様子から、何かを強く待ち望むことを表す。

この四字熟語は、物事を待ち続けることや、非常に期待して待っている気持ちを表す。
また、積極的な期待や願望が含まれており、単なる待機の意味ではなく、強く望んでいるという感情が込められている。
「頸を伸ばして鶴望す」と読み下す。

例文

・彼は延頸鶴望して、彼女が帰ってくるのを待っていた。
・長い間延頸鶴望していた新しい技術がついに発表された。
・その知らせを延頸鶴望し続けたが、結局届かなかった。
・延頸鶴望して待つのは辛いが、最後には素晴らしい結果が待っていると信じている。

四字熟語 延頸鶴望
読み えんけいかくぼう
出典 『三国志』蜀志・張飛伝
英訳 To stretch one’s neck like a crane and eagerly await.
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月17日