屋上架屋とは

すでにあるものの上に同じものを重ねるような、無駄で非効率な行為や、独自性のない模倣をすることを指す。
もともとは、中国の文学評論家・鍾嶸しょうげいの『詩品』に見られる表現で、「屋根の上にさらに家を建てる」ような過剰で無駄な構成や装飾を批判する意図で使われた。

例文

・この文章は屋上架屋のようで、くどさが目立つ。
・すでに完成された制度に屋上架屋の改正を加える必要はない。

四字熟語 屋上架屋
読み おくじょうかおく
出典 『詩品』鍾嶸
英訳 redundant addition
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年8月20日