唯我独尊とは

釈迦が誕生した時に言ったとされる「天上天下、唯我独尊」を省略した言葉。

仏教用語では「私はこの世に一人しかいない尊い存在だが、他の人間も同様にすべて尊い存在である」という意味がある。
しかし、一般的な用法としては、本来の意味から離れ「世の中で自分だけが特別に優れている」と自惚うぬぼれることを表す、批判的なニュアンスで使われることが多い。

なお『大般涅槃経』の原文では「天上天下、唯我爲尊」と記されている。

四字熟語 唯我独尊
読み ゆいがどくそん
出典 『大般涅槃経』
英訳 Self-righteousness
使用漢字
最終更新日:2025年9月26日