遊説家の蘇秦は、若い頃にこれらの国を放浪していたが、貧しくなり困窮の果てに故郷に帰ってきた。すると家族は蘇秦を馬鹿にして、彼のための食事さえも作らなかった。
蘇秦は一念発起して勉学に励み、再度遊説の旅に出て、秦を除く六国の宰相になった。
あるとき故郷の洛陽に立ち寄ると、家族はただただ平身低頭するばかりであった。
「前には倨りて後には恭し」と訓読する。
四字熟語 | 前倨後恭 |
---|---|
読み | ぜんきょこうきょう |
出典 | 『史記』蘇秦伝 |
使用漢字 | 倨、前、後、恭 |
最終更新日:2018年1月30日 |
Ads by Google
ランダムに30件の四字熟語を表示しています。