好き嫌いや私情によって、特定の人物や団体を不公平に扱うことを指す。
現代では単に「贔屓」という言葉が広く使われるが、「依怙贔屓」はより強い偏りを意味する。
「依怙」は、本来は「頼ること」「頼りにすること」を表すが、中世頃から「頼りとする者を支援する」という意味でも使われ、一方だけを肩入れする、不公平という意味に転じた。
「贔屓」は、盛んに力を用いて努力すること。転じて、特に目をかけて引き立てること。
本来は「依怙」だけでも「ひいきすること」の意味を持つが、「贔屓」と組み合わせることでさらに強調された表現になっている。
・上司が特定の部下ばかり評価するのは、明らかに依怙贔屓である。
・審判の判定がチームによって違うのは、依怙贔屓のそしりを免れない。
・先生は依怙贔屓せず、全ての生徒を公平に扱うべきだ。
・依怙贔屓のない社会こそが、本当の平等を実現する鍵である。
四字熟語 | 依怙贔屓 |
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読み | えこひいき |
英訳 | Favoritism |
類義語 | |
対義語 | |
使用漢字 | 依、屓、怙、贔 |
最終更新日:2025年2月13日 |
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