以升量石とは

小人物・凡人の狭い心では大人物・賢人の大きな心を量り知ることは難しいということ。
しょうという小さな単位で石を量ろうとするという、非常に限られた枠組みの中で物事を測ろうとする行為に由来している。
視野が狭く、経験や知識が限られているために、より広い視野や深い知識を持つ人の考えや意図を理解することができない、という認識を示している。
狭い枠組みで大きなものを測ることの不合理さを通じて、限られた理解力や経験で全体を把握する難しさを象徴している。

例文

・小さな世界で大きなことばかり言い続ける彼は、以升量石であることに気づかない。
・限られた知識で物事を判断しようとする以升量石の考え方では、真の理解に達することは難しい。
・彼はまだ若いため、全てを以升量石で測ろうとするが、深い洞察を得るためにはもっと多くの経験が必要だ。
・以升量石のように、限られた視点で全てを測ろうとするのではなく、広い視野を持つことが重要だ。

四字熟語 以升量石
読み いしょうりょうこく
英訳 It is difficult for someone with limited knowledge or experience to fully comprehend the ideas of someone with much greater knowledge and experience.
類義語
使用漢字
最終更新日:2024年12月26日