三皇五帝とは

古代中国神話の伝説上の八人の神々。
誰が名を連ねるかは諸説があるが、概ね以下のとおり。

三皇
伏羲ふくぎ
神農しんのう
女媧じょか
燧人すいじん
祝融しゅくゆう
五帝
伏羲ふくぎ
神農しんのう(炎帝)
黄帝
太昊たいこう
少昊しょうこう
顓頊せんぎょく
こく
虞尭ぐしゅん
唐舜とうぎょう
天乙てんいつ(湯王)

また他に天皇・地皇・泰皇を三皇とする説もある。

なお、三皇は当初から伝説上の架空の神として選ばれた者であるのに対し、五帝は歴史上に実在した人間だと考えられてきた。
そのため三皇五帝は同一の存在ではなく「三皇と五帝」と解釈するのが正しい。

秦の始皇帝は「自分は三皇五帝より尊い存在である」という考えから、「皇帝」と言う造語を自分に対する呼び名として使わせた。

四字熟語 三皇五帝
読み さんこうごてい
使用漢字
最終更新日:2020年10月10日