一葉知秋とは

一枚の葉が落ちたのを見て、秋の訪れに気づくという意味。
僅かな兆しから、物事の本質や変化、衰退などを察知することである。

一葉いちよう落ちて天下のあきを知る」を略した四字熟語。

例文

・一本の葉が色づき始めたのを見て、彼は一葉知秋を思い出した。
・彼女の態度が少し変わっただけで、彼は一葉知秋のごとく、関係の終わりを察した。
・市場の小さな動きにも敏感に反応する彼は、一葉知秋の精神を体現している。
・庭で落ち葉を見つけた瞬間、一葉知秋を感じ、季節の移り変わりを実感した。

四字熟語 一葉知秋
読み いちようちしゅう
出典 『淮南子』説山訓
英訳 A single fallen leaf heralds the coming of autumn.
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月20日