河図洛書とは

古代中国の伝説で、黄河と洛水からそれぞれ出現したといわれる神秘的な図で、天地の法則を示しているとされる。

古代中国の伝説上の神である伏儀ふくぎが、黄河で発見した馬に描かれていた模様を「龍馬図りゅうばず」といい、その模様を書き記したものを「河図図かとず」という。

続いて夏王朝の王が、洛水の治水工事を行っていときに発見した亀の甲羅に描かれていた模様を「神亀図じんきず」といい、その模様を書き記したものを「洛書図らくしょず」という。

「河図洛書」は「河図図かとず洛書図らくしょず」総称したもの。
また「図書」という語は「河図洛書」の略称。

四字熟語 河図洛書
読み かとらくしょ
出典 『易経』
使用漢字