一業所感とは

仏教用語で、過去の一つの行為(ごう)が原因となり、その結果として生じる報いを自らが受けることを指す。
特定の行いに応じた結果や報いを受けるという因果応報の考えに基づいた表現である。
人が前世における同じごうによって、それに相当する同じ報いを受けること。
共業共果きょうごうきょうか

例文

・彼の成功は、若い頃の努力による一業所感と言えるだろう。
・人を傷つけた言葉も一業所感として自分に返ってくるものだ。
・彼女が困難に直面しているのは、一業所感の表れかもしれない。
・善行を積めば、その一業所感として幸運が訪れることもある。

四字熟語 一業所感
読み いちごうしょかん
英訳 Experiencing the result of one's actions
使用漢字
最終更新日:2025年1月7日