一暴十寒とは

努力を少しだけして、その後怠けることが多いことを表す。
すなわち、気が変わりやすく、ちょっと努力するだけで飽きてしまい、すぐに怠けてしまう様子を指す。
一度だけ頑張るだけでは目的を達成できないという意味を持ち、継続的な努力が重要だと教えている。
途中で飽きてしまったり、努力を続けられなかったりすることを示し、何事も継続的に努力し続けることの重要性を強調する言葉である。

「一日これをさらして十日これを かん す」と読み下す。

別表記:「一曝十寒」

例文

・痩せて元彼を見返したいからジムに入会したのに、一暴十寒で1ヶ月も続かなかった。
・一暴十寒を繰り返していると、最終的に何も達成できないことになる。
・一暴十寒の態度では、どんな目標も達成できない。
・ダイエットを始めたけど、すぐに一暴十寒になってしまい、成果が出ない。

四字熟語 一暴十寒
読み いちばくじっかん
出典 孟子『告子上』
英訳 Bursts of exertion will fail to bear fruit if interrupted by long periods of idleness
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月14日