一擲千金とは

豪勢な振る舞いをすること、思いきった大胆な行動の喩え。
一度に惜しげもなく大金を使うことを指す。

特に、大きな賭けに出て一気に多額の金銭を使う、または一度に大きな決断をしてすべてを投じる行為を指す。
一般的に、大胆で思い切った行動や、無駄遣いと思われるような大きな支出を表現する際に使われる。
この行動が成功すれば大きな成果を得られる可能性があるが、失敗すればそのリスクも大きい。

「一擲」は、一度投げる、または賭けること。
「千金」は、非常に大きな金額、または価値のあるものを意味する。

例文

・大富豪になることを夢見て、一擲千金で宝くじを買ってみたが現実は甘くない。
・競馬好きの彼は、メインレースにおいて一擲千金の大勝負をかけると言っている。
・彼は一擲千金の豪快な使い方をして、友人たちに大いに喜ばれた。
・あの投資家は一擲千金の賭けをして、見事に成功を収めた。

四字熟語 一擲千金
読み いってきせんきん
出典 呉象之『少年行』
英訳 Spending a huge sum of money at once on a treat
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月3日