一字千金とは

一つの言葉や一つの文字が非常に価値がある、または非常に重要であるという意味である。
通常、言葉や文字がとても大切で、重みを持っていることを強調する表現として使われる。

秦の丞相「呂不韋りょふい」が『呂氏春秋』を著したとき、それを王都である咸陽かんようの城門に置き、「一字でも添削できた者には千金を与えよう」と言った。

同義語:「一言千金いちげんせんきん」「一字百金いちじひゃっきん

例文

・彼女の筆から表現される文字は、まさに一字千金だ。
・彼の一字千金の言葉が、私の人生を変えた。
・その詩の最後の一行は、一字千金と言われるほど深い意味がある。
・彼女の一字千金の助言が、プロジェクトの成功を決定づけた。

四字熟語 一字千金
読み いちじせんきん
出典 『史記』呂不韋伝
英訳 Greatly prized writing
使用漢字
最終更新日:2025年1月7日