一子相伝とは

学問や技芸などの奥義を、我が子の一人だけに伝えて、決して他には秘密を漏らさず受け継いでいくこと。
主に伝統技術や流派の教え、あるいは家業などで見られるもので、一代限りでその技を伝え、次の世代に引き継ぐという意味合いがある。

一般的には、一人の後継者だけに伝えられ、その伝承が次の世代に受け継がれるという点で、限定的で特別な伝承方法を表す。
技術や知識を一人の後継者にのみ伝える、特別で厳格な伝承方法を指す言葉として使われる。

例文

・その技は、一子相伝で代々受け継がれてきた。
・家業として、一子相伝の伝統を守り続けるのは難しいが、誇りを感じる。
・師匠はその秘技を一子相伝で伝え、弟子には一切教えなかった。
・一子相伝の剣術は、家族の絆を深める大切な要素となっている。

四字熟語 一子相伝
読み いっしそうでん
英訳 transmission of the secrets of an art, craft, trade or learning from father to only one child.
類義語
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月31日