一世木鐸とは

人々を正しく導く指導者、社会の指導者。
新聞の論説委員などの敬称、または自称。

一世(その時代)を代表するような立派な人物、または社会的に重要な役割を果たした人物を指す。
特に、知識や教養に長け、社会を導く立場にある人物に対して用いられる。
木鐸ぼくたく」は古代の鐘のことで、仏教においては教えを広めるために使われる道具。
また、比喩的に「教えを広める、警告を発する」役割を担うことを意味する。

古代中国では、法律や命令を人々に伝えるときに鳴らす、木の振り子がついた大きな鈴を「木鐸」と言った。

例文

・彼は一世木鐸として、時代を代表する知識人となった。
・一世木鐸のような人物が登場すれば、社会は大きく変革するだろう。
・歴史を学べば、さまざまな一世木鐸が社会に多大な影響を与えたことが分かる。
・一世木鐸の意見は、多くの人々にとって最も重要な指針となる。

四字熟語 一世木鐸
読み いっせいぼくたく、いっせいのぼくたく
出典 『論語』
英訳 The bell of enlightenment in an era.
A beacon of wisdom in society.
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月31日