越鳧楚乙とは
場所や人が違えば、同じ物でも呼び名が違うことのたとえ。
空を飛んでいる鴻を見て、越の国の人は「鴨である」と言い、楚の国の人は「燕である」と言ったという故事が由来。
例文
・ある料理の名称が地方ごとに異なるのは、まさに越鳧楚乙の現象である。
・言葉の違いによる誤解は、古くから越鳧楚乙のような事例として存在していた。
・越鳧楚乙の考え方を理解すれば、異文化交流において相手の視点を尊重することができる。
四字熟語 | 越鳧楚乙 |
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読み | えつふそいつ |
出典 | 『南史』顧歓伝 |
英訳 | The same thing is called differently by different people or cultures. |
使用漢字 | 乙、楚、越、鳧 |
最終更新日:2025年9月8日 |