流觴曲水とは

陰暦の三月三日に行われた風習。
屈曲した小川の流れに盃を浮かべ、流れてきて過ぎ去らぬうちに詩歌をつくり、酒を嗜む風流な遊びのこと。

日本では奈良時代や平安時代に行われ「曲水之宴きょくすいのうたげ」と呼ばれた。

別表記:「曲水流觴」

例文

・流觴曲水の儀式は、古代の文人たちによって盛大に行われた。
・川の流れに沿って流觴曲水を楽しむことが、当時の風流であった。
・流觴曲水のような風雅な集まりが再現された。
・宴会では流觴曲水が行われ、詩の朗詠と共に人々が楽しんだ。

四字熟語 流觴曲水
読み りゅうしょうきょくすい
出典 王羲之『蘭亭集序』
英訳 A ceremonial game of floating cups along a winding stream while composing poetry.
使用漢字
最終更新日:2025年1月14日