三千世界とは
仏教用語で、この世の全宇宙を表す。「三千大千世界」の略語。
仏教の世界観では、須弥山を中心に、周囲に四大大陸「東勝身洲」「西牛貨洲」 「南譫部洲」「北倶盧洲」があり、さらにその周りに九山八海があり、合わせて「一世界」と呼ぶ。
一世界が1,000個集まったものが小千世界、小千世界が1,000個集まったものが中千世界、中千世界が1,000個集まったものが大千世界(三千世界)であるとされる。
なお上記のとおり、「三千」は「3,000」ではなく、「1,000の3乗」つまり「10億」のことで、「三千世界」は「一世界」が10億個集まった空間を指す。
四字熟語 | 三千世界 |
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読み | さんぜんせかい |
類義語 | |
使用漢字 | 三、世、千、界 |
最終更新日:2019年1月23日 |