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- えんじゃくそうが 燕雀相賀 新居の施工が終えたことを祝う言葉。 ツバメもスズメも共に人家に巣を作ることから、新築を祝う鳥とされている。 「燕雀相...
- えんじゅくむげ 円熟無碍 人格・知識・技術などが洗練され熟達していること。 別表記:「円熟無礙」
- えんじょこうふ 怨女曠夫 結婚適齢期になっても相手のいない独身男女。 または死別や離別をして伴侶のいない人のこと。 「怨女」は夫のいない女性。...
- えんすいきんか 遠水近火 遠い所にあるものは急場の役には立たないということ。 「遠水は近火を救わず」を略した言葉。
- えんそいんが 偃鼠飲河 自分の器量や能力をわきまえ、相応のところで満足し、身の丈にあった暮らしをすべきだという教訓。 古代中国の伝説上の聖天...
- えんそうばくじょう 燕巣幕上 安定せずに非常に危険な状況の喩え。 危険な場所に居住すること。 「燕幕上に巣くう」と訓読する。
- えんちょうこくい 円頂黒衣 僧侶の姿のこと。 「円頂」は髪を剃った頭。 「黒衣」は墨で染めた服。
- えんてつこつずい 怨徹骨髄 人を怨む気持ちが骨髄にまで達するほど強いということ。 「怨うらみ骨髄こつずいに徹てっす」と訓読する。
- えんてんかつだつ 円転滑脱 物事が停滞することなく、順調に進行すること。 言葉や行動が、相手に合わせて自由自在に変化し、滑らかに進む様子。
- えんてんがび 宛転蛾眉 美しい容姿の女性のこと。 白居易が『長恨歌』の中で、唐の『楊貴妃』の美しさを讃えて使った言葉。 古代中国では蛾の触覚...
- えんとういっかつ 鉛刀一割 切れ味の悪い鉛の鈍刀でも、一度くらいは物を切るのに使えるという意味。 自分の微力を謙遜して使う言葉。
- えんとうほうそく 円頭方足 人間のこと。 「円頭」は丸い頭。 「方足」は四角い足。 古代中国では、人間の丸い頭は天をかたどり、四角い足は地をかた...
- えんにゅうさんたい 円融三諦 仏教用語で、天台宗で説く三つの真理のこと。 空諦くうたい:すべての存在は空くうである 仮諦けたい:すべての存在は縁起...
- えんねんてんじゅ 延年転寿 仏教用語で、長寿を祈願し祝福する言葉。 仏の加護を受けて、さらに長生きして健やかに暮らすことを意味する。 類義語:「...
- えんぱひょうびょう 烟波縹渺 水面に霧や靄などが出て、視界ぼやけている様子。 別表記:「煙波縹渺」
- えんぴぎょやく 鳶飛魚躍 全ての生き物が自然の摂理に従って自由に楽しんでいることの喩え。 「鳶とび飛とび、魚うお躍おどる」と訓読する。
- えんぴのいきおい 猿臂之勢 軍隊の進退や攻守を自在に変化させることのできる体制のこと。または遠い場所に陣を張ること。 「猿臂」は、猿のように長い...
- えんぶしゅうぶん 偃武修文 戦いをやめて教育によって平和な世の中を築くこと。または再び戦争をしないこと。 「偃武」は武器の使用をやめること、「修...
- えんぶだごん 閻浮檀金 仏教の経典の中で登場する架空の金の名称。紫磨黄金しまおうごん。 サンスクリット語の「Jambūnada-suvarṇ...
- えんぶんよちょう 厭聞飫聴 何度も言われて聞き飽きること。
- えんべんちょうじゅう 婉娩聴従 言葉、態度、行動が上品で優しく、年長の者や目上の者に素直に従うこと。 主に女性への教訓として使われる。 「婉娩として...
- えんぼういんぷく 怨望隠伏 不平不満や恨み嫉みを包み隠し、表面に出さないこと。 「怨望」は恨みや嫉みのこと。 「隠伏」は人目を避けて隠れているこ...
- えんぼくきゅうぎょ 縁木求魚 実現不可能なこと。 誤った手段では目的が達成できないことの喩え。 孟子もうしが斉の国の宣王せんおうに語った言葉が由来...
- えんぼくけいちん 円木警枕 勉学に一所懸命励むこと。 中国の宋の司馬光が丸太を枕にして勉学に励んだという故事から。
- えんまらじゃ 閻魔羅闍 冥府めいふの王。地獄の総帥。 地獄に落ちた人間の生前の善悪を審判・懲罰するといわれている。 サンスクリット語の「ヤマ...
- えんまんぐそく 円満具足 充分に満ち足りて不足のないこと。 「円満」と「具足」はどちらも不足することなく、充分に備わっているという意味。
- えんまんたいしゃ 円満退社 職場の上司や同僚の理解を得て、誰にも迷惑をかけず、職務の始末を済ませて気持ちよく退職すること。 同義語:「円満退職え...
- えんまんりゅうらん 衍曼流爛 あちらこちらに広く散らばること。 良い意味で使われることはほとんどなく、世の中に悪が蔓延する様子を表す。
- えんめいそくさい 延命息災 寿命を延ばし、災いを除くこと。 仏や神に、日々を何事もなく平穏に過ごせるように祈る言葉。
- えんもくとじ 鳶目兎耳 よく見える鳶とびのような目と、よく聞こえる兎うさぎのような耳。 転じて、情報収集能力の高い人のこと。
- えんもんにりょう 轅門二竜 古代中国、唐の武将『烏承玭』と『烏承恩』を指す言葉。 二人は戦場で活躍して功績を上げて、このように評された。
- えんゆうむげ 円融無碍 仏教用語。 すべての事物が完全にとけ合って、いかなる妨げもないこと。 仏の力やその真実の教えなどが完全円満であること...
- えんりょえしゃく 遠慮会釈 慎ましく控え目にして、他人を思いやること。 一般には「遠慮会釈もない」と否定的な言葉で、傲慢な態度を非難する場合に用...
- えんりょきんゆう 遠慮近憂 よく先のことまで考えて行動しないと、必ず急な心配事が起こって苦しむことになるという孔子の言葉。 行き当たりばったりの...
- えんろほうし 円顱方趾 人間のこと。 「円顱」は丸い頭。 「方趾」は四角い足。 古代中国では、天と頭はどちらも丸く、大地と足はどちらも四角い...
- おいらんどうちゅう 花魁道中 位の高い遊女が美しく着飾って馴染み客を迎えに行くこと。 「揚屋入り」「滑り道中」とも言う。 また江戸吉原では正月や8...
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