「た行」の四字熟語 五十音順
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「た」から始まる四字熟語:128件
- たにんぎょうぎ 他人行儀 親しい間柄なのに、他人に対するように、よそよそしく振舞うこと。 他人に対して遠慮するような接し方をすること。
- たぼうぜんだん 多謀善断 よく考えて間違いのないよう判断を下し、問題を上手に処理すること。 同義語:「好謀善断こうぼうぜんだん」
- たりきほんがん 他力本願 仏教用語で、本来は「阿弥陀仏の力によって救済されること」を意味するが、近年では「他人の力をあてにすること」「他人任せ...
- たわらものさんひん 俵物三品 煎海鼠いりなまこ・干鮑ほしあわび・鱶鰭ふかひれの三種の海産物のこと。 いずれも中華料理の高級食材で『参・鮑・翅』と称...
- たんかつせんけつ 短褐穿結 貧しい人や卑しい人の服装。 「短褐」は短い荒布でできた着物のこと。 「穿結」は破れていたり、結び合わせて繕ったりして...
- たんかんおり 貪官汚吏 貪欲な高級官僚と汚職をする下級役人。もともと、個別の役人ではなく腐敗した制度一般を批判するときに用いる言葉。
- たんしこしょう 箪食壺漿 食べ物と飲み物を用意して、自分たちを救ってくれた軍隊を歓迎すること。 別表記:「箪食壷漿」
- たんしひょういん 箪食瓢飲 質素な食事のことで、清貧に甘んじて学問に励むことを意味する。 別表記:「簞食瓢飲」
- たんしょうのうまつ 淡粧濃抹 「淡粧」は薄い化粧。「濃抹」は濃い化粧。 どちらの化粧も、それぞれの良さがあって美しいという意味。 古代中国の北宋の...
- たんじゅんめいかい 単純明快 はっきりしていて分かりやすいこと。
- たんせきらてい 袒裼裸裎 衣服を脱いで裸はだかになること。転じて、非常に無礼な振る舞いのこと。 「袒裼」は肘を出すこと、上着を脱ぐこと。 「裸...
- たんせんしんきょう 胆戦心驚 恐怖に震え怯えること。臆病者。 「肝戦き心驚く」と訓読する。
- たんぜんむきょく 澹然無極 極限まで静かで穏やかなこと。 「澹然たんぜんとして極まりなし」と訓読する。
- たんだいしんしょう 胆大心小 大胆でいて、しかも繊細さも持ち合わせていること。 「胆大」は肝が太いこと。豪胆。大胆。 「心小」は心が狹いという意味...
- たんとうちょくにゅう 単刀直入 遠回しな言い方をしないで、いきなり本題に入ること。 本来は、一本の刀を持ち、ただ一人で敵陣に切り込むことを意味した。
- たんぱくめいし 澹泊明志 我欲が強くては志を保つことはできないという意味。 三国志で有名な諸葛孔明しょかつこうめいが五丈原の戦場で没するとき、...
- たんびしゅぎ 耽美主義 道徳的であることや善であることに価値を置かずに、美を最上の価値と捉え、その追求を人生の唯一の目的とする西欧の芸術思潮...
- たんぷじゅんざい 貪夫徇財 欲の深い男は金のためには命を捨てるのも厭わない、という意味。 「貪夫たんぷは財に殉ず」と訓読する。 「貪夫徇財、烈士...
- たんぼくじきん 端木辞金 納得のできない金銭は、絶対に受け取らないという潔癖な態度。 古代中国、春秋時代。魯ろの国の法律では、他国で奴婢ぬひと...
- たんりかくしゅ 探驪獲珠 危険を冒して大きな利益を得ること。 「驪りを探さぐって珠しゅを獲える」と訓読する。 黒い竜の顎の下にあるという宝玉を...
- たんろのけん 湛盧之剣 古代中国、春秋時代。呉の国王、闔閭こうりょが愛用していたとされる、黒く澄んだ宝剣。 のちに楚の昭王しょうおうのものに...
- だいかついっせい 大喝一声 大きな一声で厳しく叱ること。 または、その声のこと。 「大喝」は、大声で叱りつけること。 「一声」は、一度だけ音を出...
- だいしいちばん 大死一番 仏教用語。一度死んだつもりになって奮起すること。死ぬ覚悟で何かをしてみること。
- だいじだいひ 大慈大悲 仏教用語。仏の広大無辺な慈悲のこと。また観世音菩薩を指す。
- だいたくらいくう 大沢礨空 大と小の差が大きいこと。 「大沢」は大きな沢、大きな沼地。 「礨空」は蟻が掘った穴。小さい穴のこと。
- だいたんふてき 大胆不敵 度胸があって敵を少しも恐れないこと。 「大胆」は、度胸があって物事に気後れしないこと。 「不敵」は、恐れを知らず敵を...
- だいちじょぐ 大智如愚 本当に賢い者は一見すると愚か者のように見えるという意味。 賢者は知識や才能をひけらかすことがないということ。 「大智...
- だいちふち 大智不智 本当に優れた人は、それを表に現さないので、一見すると無知のように見えるという意味。 利口ぶってはいけないという戒めの...
- だいどうしょうい 大同小異 細かい点に違いがあるが、だいたいは同じこと。 「大同」はだいたい同じであること。 「小異」はごく僅かな違いの意味。
- だいどうだんけつ 大同団結 複数の団体・政党などが、共通の目的に向かって小さな意見の相違を越えて協力すること。 後藤象二郎が提唱した政治運動が由...
- だいひょうひまん 大兵肥満 大きな身体で太っていること。 「大兵」は大きく逞ましい身体。また、その人。 「肥満」は身体が肥え太っていること。
- だくりゅうこんこん 濁流滾滾 濁った水が勢いよく大量に流れる様子。 「濁流」は濁った川の流れ。 「滾滾」は水などが湧き出て尽きない様子を意味する。
- だそうきょうだ 打草驚蛇 兵法三十六計の第十三計。 「草を打って蛇を驚かす」と読み下す。 状況が分らない場合は偵察を出し、反応を探ること。 兵...
- だつぞくちょうぼん 脱俗超凡 世俗を超越し、凡人の域を抜き出ていること。 「脱俗」は、世俗を抜け出すこと。 「超凡」は、凡人の域を越えること。
- だてめがね 伊達眼鏡 視力の補正や光を遮断するなどの本来の目的ではなく、装身用として身につけるメガネ。 通常は度無しのレンズがはめ込まれて...
- だふちょうよく 蛇蚹蜩翼 互いに持ちつ持たれつの関係にあること。
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