「た行」の四字熟語 五十音順
「た」から始まる四字熟語:128件
- たいあんきちじつ 大安吉日 陰陽道で取り入れられている暦「六曜」の一つ。物事を行うのに良いとされる日。 先勝せんしょう 友引ともびき 先負せんぶ...
- たいいんちょうし 大隠朝市 真に悟りを得た者は、山中などで隠遁生活を送るのでなく、人の集まる俗世間で、一般の人と同じように暮らしているものだとい...
- たいかいじんしん 大快人心 世間の人を愉快・痛快な気分にさせること。 主に、悪人や悪事などが厳しく糾弾されたときに用いられる。 「大おおいに人心...
- たいかいろうしん 大海撈針 ほぼ実現不可能な非常に困難なこと。 海の底に落ちた一本の針をすくい上げるという意味。 「大海に針を撈すくう」と訓読す...
- たいかこうろう 大厦高楼 大きな建物。高層ビルなどのこと。または、それらが並び立っている様子。摩天楼。 別表記:「大廈高楼」
- たいかのとうりょう 大廈棟梁 国の重要な任務を担う人材。 「大廈」は大きな建物、「棟」と「梁」は屋根を支えるための棟木と梁を意味する。
- たいかんきけん 大官貴顕 地位や身分が高く、世間に名が知られている人のこと。 「大官」は、位の高い官職。また、その地位にある人。高官。 「貴顕...
- たいがんじょうじゅ 大願成就 大きな願いが叶うこと。 「大願」は、大きな願い事。 「成就」は、物事が成し遂げられること。
- たいきしょうよう 大器小用 大きな器を小さな用途に使うという意味。 優秀な人物に雑務をさせたり、才能のある人を低い地位に留まらせていたりするなど...
- たいきせっぽう 対機説法 相手の素質や能力に応じて、それにふさわしい手段で法を説くこと。 「機に対して法を説く」と訓読する。
- たいきばんせい 大器晩成 大きな器は完成するまでに時間がかかることから、大人物となる者は、世に出て大成するのが遅いという意味。 『老子』に記載...
- たいきょうしっしょく 大驚失色 極端に驚いて顔色が青ざめること。 「大驚」は非常に驚くこと。驚愕きょうがくすること。 「失色」は顔色を失うこと。顔色...
- たいきんせきぎょく 堆金積玉 莫大な富を集めること。金銀財宝を積み上げること。 同義語:「積金累玉せききんるいぎょく」
- たいぎめいぶん 大義名分 人としてまた国民として守るべきことがら。何か事をするにあたっての根拠。
- たいぎめっしん 大義滅親 君主や国家に報いるためには、親兄弟の情をも顧かえりみないということ。 『大義たいぎ親しんを滅めっす』と訓読する。
- たいぎゅうだんきん 対牛弾琴 牛に対して琴を弾いて聞かせるという意味。 転じて、無駄な努力のこと。 「牛に対して琴を弾ず」と訓読する。
- たいけいしごく 大慶至極 非常に喜ばしいこと。または非常にありがたいこと。 通常は「大慶至極に存じます」と用いることが多い。
- たいけつしょうけつ 大桀小桀 暴虐非道な為政者のこと。 「桀けつ」は中国古代の夏王朝の最後の王。殷の紂王ちゅうおうと並んで暴君の代名詞とされている...
- たいげんきょせい 体元居正 善や徳を心がけて正しい立場に身をおくこと。 「元げんを体たいして正せいに居おる」と訓読する。
- たいげんそうご 大言壮語 出来そうもないことや、自らの実力以上の大きなことを言うこと。 別表記:「壮語大言」
- たいげんたいく 滞言滞句 もとは仏教用語で、うわべの言葉にばかりにこだわって、物事の本質を理解できないこと。 仏典の文章の解釈にこだわることを...
- たいこうげんしゅ 太羹玄酒 味のついていない肉汁と普通の水のこと。 面白味の無い形式的な文章の喩え。
- たいごてってい 大悟徹底 煩悩を捨て、完全な悟りを得て、一切の疑念が無くなること。仏教用語。 「大悟」は完全な悟りを得ること。 「徹底」は隅々...
- たいざんあつらん 泰山圧卵 強い者が弱い者を圧倒すること。 または物事をいとも簡単に成し遂げることの喩え。 「泰山卵を圧す」と訓読する。
- たいざんこうもう 泰山鴻毛 非常に重いものと、非常に軽いものの喩え。 「泰山」は中国山東省にある名山。非常に重い物の喩え。 「鴻毛」は鴻おおとり...
- たいざんふくん 泰山府君 中国の泰山に住むという神。 道教においては人の生死を司り、死者をその罪に従って裁くとされている。 また仏教と習合し、...
- たいざんほくと 泰山北斗 中国の名山である泰山と北斗七星のこと。転じて、多くの人に喜ばれるものの喩え。 学問や芸術などの、ある一つの特定の分野...
- たいざんめいどう 大山鳴動 事前の騒ぎばかりが大きくて、実際の結果が小さいこと。 「泰山鳴動」とも書くが、中国の「泰山」を指すわけではない。中国...
- たいしょうかやく 対症下薬 問題点を具体的に確認して、それに対する有効な方策を講じること。 医者は病状に応じて薬を処方するという意味。 「症に対...
- たいしょこうしょ 大所高所 個々の細部にとらわれない大きな観点のこと。偏見や私情を捨てた広い視野。 同義語:「高所大所こうしょたいしょ」
- たいしょちゃくぼく 大処着墨 絵や文章を書くに当たって、まず最も大事なところから墨を入れるという意味で、最も大切なポイントを押さえて物事を行うこと...
- たいじんこへん 大人虎変 優れた人物が、時の流れに合わせて日に日に自己変革すること。 または、統治者の制度変革によって、古い制度が新しくてより...
- たいすうらせん 対数螺旋 自然界によく見られる螺旋の一種。 二次元極座標平面上で r=aebθ と表される。 等角螺旋とうかくらせんまたはベル...
- たいせいしっこ 大声疾呼 大声で激しく叫ぶこと。 類義語:「疾声大呼しっせいたいこ」「励声疾呼れいせいしっこ」
- たいぜんじじゃく 泰然自若 緊迫した状況にあっても常に落ち着いて冷静なこと。 「泰然」は落ち着いて動じない様子。 「自若」は何に対しても慌てず、...
- たいだいび 頽堕委靡 体力や気力などが日に日に衰えていくこと。 「頽堕」は崩れ落ちること、だらしないこと。 「委靡」は衰えること。
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