「ふ行」の四字熟語 五十音順
「ふ」から始まる四字熟語:151件
- ふいのまじわり 布衣之交 身分や地位などにこだわらない、心からの交友関係。 また、庶民同士、身分の低い者同士の付き合い。出世前の付き合い。 「...
- ふういたいじゅ 馮異大樹 謙虚な人の喩え。 「馮異」は後漢の時代の将軍の名前。 同僚たちが功績や手柄を主張しあうと、常にその場を離れ大樹の下に...
- ふううせいせい 風雨淒淒 風が吹き、雨が降って、酷く冷たくて寒い様子。または乱世のこと。 別表記:「風雨凄凄」
- ふううんげつろ 風雲月露 詩を作りたくなるような美しい自然の風景。 また、実際の生活には役に立たない自然の風物を詠んだだけの詩文を非難した言葉...
- ふうかせつげつ 風花雪月 夏の風、春の花、冬の雪、秋の月を意味する。 自然の美しい風景や、そこから生じる情緒情趣を表す中国語。 日本語の花鳥風...
- ふうかんうびん 風鬟雨鬢 風雨にさらされて、苦労しながら仕事に励むこと。
- ふうがんこしょう 風岸孤峭 威厳があり、人と馴れ合わない性格のため、角が立ってしまい孤立していること。
- ふうきえいが 富貴栄華 富と高い地位や名誉を極めた、華やかな生活のこと。 「富貴」は財産があって身分が高いこと。 「栄華」は華やかに栄えるこ...
- ふうきざいてん 富貴在天 財産や地位などは天の意思で決められたもので、人間の力ではどうにもならないという意味。 「富貴ふうき、天てんに在あり」...
- ふうきびんらん 風紀紊乱 社会の秩序や道徳が乱れること。特に男女の交際の節度が乱れた様子を意味する。
- ふうきふうん 富貴浮雲 富や地位などは、はかないものであるという意味。 悪行で得た富や地位は、はかなく頼りにならないこと。
- ふうきふくたく 富貴福沢 多くの財産があり、地位も高く、幸せなこと。 「富貴」は財産があって、しかも身分が高いこと。 「福沢」は幸福や恩沢のこ...
- ふうきょうぶらい 風狂無頼 常識を大きく逸脱し、無法な振る舞いを行いながら、妥協することなく、芸術や哲学や科学などの研究に没頭すること。
- ふうきりたつ 富貴利達 多くの財産を得て高い地位や官職に就くこと。 「富貴」は財産があって身分が高いこと。 「利達」は利益を得ることと出世す...
- ふうげつげんたく 風月玄度 長い間会っていない友人を想うこと。 中国、晋しんの国の劉尹りゅういんが、清風明月の美しい夜になると、友人の玄度を思い...
- ふうげんふうご 風言風語 根拠がない言葉。根も葉もない噂話。 「風言」と「風語」は、どちらも風のように当てもなく流れていく言葉、噂話を意味する...
- ふうこうめいび 風光明媚 山や川など、自然の景色が清らかで美しく、素晴らしい眺めのこと。 「風光」は自然の美しい眺め。景色。 「明媚」は自然の...
- ふうさんろしゅく 風餐露宿 風に晒されて食事をし、露に濡れて野宿すること。転じて、長旅や野外での仕事の苦痛を表す。 類義語:「風餐雨臥ふうさんう...
- ふうしょうじんば 風檣陣馬 勇ましく、やる気が満ちていること。 また、文章や詩句の力強さの形容。
- ふうじゅのたん 風樹之歎 親孝行をしようと思ったときには、すでに両親は死んでいて、孝行をしようにもできないという嘆き。
- ふうせいかくれい 風声鶴唳 わずかな物音にも怯えるという意味。 些細なことに驚いたり恐れたりすること。 「風声」は風の音。 「鶴唳」は鶴の鳴き声...
- ふうせいへいぜつ 風清弊絶 古い風習や習慣が変わり、弊害がなくなること。 別表記:「弊絶風清へいぜつふうせい」
- ふうぜんのともしび 風前之灯 風が吹いていて今にも消えそうな灯火のように、人の命や物事が非常に危険な状況にあることの喩え。
- ふうそうこうけつ 風霜高潔 美しい秋の景色の形容。 風が空高く吹き渡り、霜が白く清らに降りるという意味。
- ふうぞくかいらん 風俗壊乱 健全な風習や風俗を害し、世間を混乱させること。
- ふうりゅういんじ 風流韻事 自然と親しむ上品で優雅な趣味。 特に、詩歌・俳句・書画などを楽しむこと。
- ふうりんかざん 風林火山 甲斐の戦国大名「武田信玄たけだしんげん」の旗指物(軍旗)に記されたとされている、戦時における四つの行動の指針。 「疾...
- ふうんえいじつ 浮雲翳日 空に漂う雲が、太陽を覆い隠してしまうことを表し、悪人が政権を握って世の中が暗くなることを意味する。 または、悪人が善...
- ふうんしょくう 巫雲蜀雨 遠く離れ離れになっている夫婦がお互いを思いを馳せること。 「巫雲」は中国の巫山という名の山の雲。 「蜀雨」は中国の蜀...
- ふうんちょうろ 浮雲朝露 不安定で当てにならないこと。 または物事の儚いことの喩え。
- ふえきりゅうこう 不易流行 いつまでも変化しない本質的なものの中に、新しい要素を取り入れて変化し続けるということ。 松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の...
- ふえんむしゅう 婦怨無終 女性の恨みは終わりがないことを意味する。 「婦怨ふえん終わり無し」と読み下す。
- ふおんじゅかい 不飲酒戒 仏教において在家の信者が守るべきとされる「五戒」のうちの一つ。 酒を飲むことを禁じた戒め。 五戒には「不殺生戒ふせっ...
- ふかこうりょく 不可抗力 天変地異などのように、人の力では逆らうことができない事態。 また法律用語で、必要と認められる注意や予防などの充分な対...
- ふかしぎ 不可思議 不思議なこと、常識では考えられないこと。人間の認識や理解の限界を超えていること。言語でも表現できないこと。 または数...
- ふかせつてん 不可説転 華厳経に登場する自然数の数詞。無量大数を遥かに超える巨大な数。 10の9,304,595,970,494,411,1...
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