「ほ行」の四字熟語 五十音順
「ほ」から始まる四字熟語:94件
- ほうぼうすいか 蜂房水渦 数多くの家屋が蜂の巣の穴のように隣り合って密集し、水の渦巻きのように見える様子。
- ほうまつむげん 泡沫夢幻 人生の儚いことの喩え。 「泡沫」は、泡のこと。 「夢幻」は、夢と幻まぼろし。 同義語:「夢幻泡沫むげんほうまつ」
- ほうもうさつげい 逢蒙殺羿 弟子や友人はよく選ぶべきだという教訓。 中国神話の英雄「后羿こうげい」は、9つの太陽を射落とした弓の達人として活躍し...
- ほうもくさいせい 蜂目豺声 「蜂のような目と狼のような声」という意味。 冷酷・非情・凶悪・残忍などの人の性質の喩え。
- ほうゆうゆうしん 朋友有信 友人関係においては、お互いに信頼し合うことが最も大切であるという教え。 人が守るべき『五倫』という五つの教えのうちの...
- ほうゆうらんこう 鳳友鸞交 男女間の肉体関係。または男女が結婚することの喩え。
- ほうらいじゃくすい 蓬莱弱水 遥か遠く離れていることの喩え。 「蓬莱弱水の隔たり」と用いることが多い。 「蓬莱」は、蓬莱山ともいい、中国の東の海に...
- ほうりょうくほ 方領矩歩 儒学者のこと。 「方領」は四角い服の襟のことで、儒学者の正装。 「矩歩」は決まりに則った正しい歩き方。
- ほかくはくちゅう 保革伯仲 政党などで、保守派と革新派のそれぞれの議員の数がほぼ同じであること。また与党と野党の勢力が拮抗している場合にも用いら...
- ほくそうさんゆう 北窓三友 白居易はくきょいの詩が出典で、文人に必要とされる「酒」「琴」「詩」のこと。
- ほくてつなんえん 北轍南轅 意志と行動が矛盾していることの喩え。 別表記:「南轍北轅なんえんほくてつ」
- ほくとしちせい 北斗七星 大熊座の一部を構成する七つの星のこと。 「斗」は柄杓ひしゃくのことで、星座の形から、歴史上の様々な文明で柄杓やスプー...
- ほごぼうえき 保護貿易 国内産業を保護するため、輸入を制限したり、輸入品に高い関税をかけたりすること。国家が貿易に干渉すること。
- ほしゃそうい 輔車相依 お互いに助け合う密接な関係。利害関係が深いこと。 「輔車ほしゃ、相依あいよる」と訓読する。
- ほしゅたいえい 保守退嬰 昔ながらの習慣や制度に執着して、新しい物事を受け入れないこと。
- ほっけしちゆ 法華七喩 法華経で説かれる七つの喩え話のこと。 三車火宅さんしゃかたく 長者窮子ちょうじゃぐうじ 三草二木さんそうにもく 化城...
- ほふくしっこう 匍匐膝行 膝ひざを床につけたまま、すり足で移動すること。高貴な人の前へ進み出るときの姿勢。
- ほよううっさん 保養鬱散 休養をとり、気を晴らすこと。憂さ晴らし。 苦しいことや辛いことを忘れ、憂鬱な気持ちを発散させること。
- ほんいつぜつじん 奔逸絶塵 塵も立たないほどに速く走ること。 「奔逸」は走って逃げること。 「絶塵」は塵ひとつ立てずに速く走ること。 類義語:「...
- ほんうんふくう 翻雲覆雨 杜甫の『貧交行』にある「手を翻ひるがえせば雲と作り手を覆くつがえせば雨となる」を略した言葉。 手のひらを返すように、...
- ほんけほんもと 本家本元 最も正しい系統や血筋の大本のこと。 分家に対して、その分かれ出たもとの家。 転じて、物事の発端となった出来事や中心人...
- ほんなんしゅほく 奔南狩北 天子が災難に巻き込まれるのを避けて、北や南に逃れること。
- ほんまつてんとう 本末転倒 物事で重要な部分とどうでもいい部分を取りちがえること。 別表記:「本末顛倒」
- ほんりょうあんど 本領安堵 鎌倉時代から室町時代の初めにかけて、将軍が自分に忠誠を誓った家臣に対して、その者の領地の所有を保証した制度。 「本領...
- ぼういんぼうしょく 暴飲暴食 度を越して飲んだり食べたりすること。 度を越して酒などを飲むことを意味する「暴飲」 と、度を越してたくさん食べること...
- ぼううせんきゅう 冒雨剪韭 来訪した友人を手厚くもてなすこと。 「雨を冒して韭にらを剪きる」と訓読する。 中国後漢時代の郭泰かくたい(郭林宗)は...
- ぼうおくさいてん 茅屋采椽 飾り気のない質素な家のこと。 自宅を謙遜して用いる言葉。 「茅屋」は、あばら家、茅葺かやぶきき屋根の家。 「采椽」は...
- ぼうおんふぎ 忘恩負義 恩義を忘れて義理に背くこと。 「恩おんを忘わすれ義ぎに負そむく」と訓読する。
- ぼうがこんとん 忘我混沌 混乱して我を忘れること。 物事の是非・善悪などの分別がつかなくなること。
- ぼうげんたざい 暴言多罪 主に手紙などの文末に記す、失礼な行為を謝罪する言葉。
- ぼうこひょうが 暴虎馮河 虎に素手で立ち向かったり、黄河を徒歩で渡るような無謀なこと。 一時の血気に任せて、後先考えずに行動すること。 孔子が...
- ぼうごうしんり 貌合心離 表面は親密さを装って交際してはいるが、実際は誠意がないこと。
- ぼうしようちょう 暴支膺懲 日中戦争における大日本帝国陸軍のスローガンで、「暴虐ぼうぎゃくな支那しな(中国)を懲らしめよ」という意味。
- ぼうじせいちゅう 旁時掣肘 他人の仕事に横から口を出して邪魔すること。 「旁らより時に掣肘す」と訓読する。
- ぼうじゃくぶじん 傍若無人 周囲のことを気にかけず無遠慮に振る舞うこと。自分勝手。 「傍かたわらに人無ひとなきが若ごとし」と訓読する。 中国、秦...
- ぼうぜんじしつ 茫然自失 呆気あっけに取られ我を忘れること。 気が抜けてぼんやりとしてしまうこと。
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