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2024年5月現在4030件の四字熟語を紹介しています。
- ほうもくさいせい 蜂目豺声 「蜂のような目と狼のような声」という意味。 冷酷・非情・凶悪・残忍などの人の性質の喩え。
- さんにんせいこ 三人成虎 実際には有り得ないことでも、多くの人から同じことを聞くと事実として信じてしまうこと。 「噂話を簡単に信じてはいけない...
- へいかそうじょう 兵戈槍攘 武器が乱れ動くこと。激しい戦いの形容。 「兵戈」は矛のこと。両刃の剣に長い柄をつけた武器。転じて戦争を意味する。 「...
- じりきこうせい 自力更生 他人の力を頼らず自らの力で立ち直ること。 延安時期の中国共産党によって唱えられ、社会主義国のスローガンとしてしばしば...
- しんりょうとうか 新涼灯火 秋の初めの涼しくなり始めた頃は、明かりの下で読書をするのに相応しい時期であるという意味。
- さいげつふたい 歳月不待 今の時を大切にして、日々怠けることなく努力せよという戒め。 陶淵明とうえんめいの詩『雑詩十二首』が出典で、「歳月人を...
- けんりぼうぎ 見利忘義 利欲に目が眩んで道義を忘れること。 儲けのためなら手段を選ばない利益追求型の商売。
- ていしゅかんぱく 亭主関白 家庭の中で夫が妻に支配者のように威張っていること。 「関白」は天皇の補佐をする職の名前で、権力者の喩え。
- せんなんこうかく 先難後獲 難かしい物事を先に行い、利益を後回しにすること。 また、はじめに難事を行えば、後でその利益を得られること。 「先難」...
- ちっきょへいそく 蟄居屏息 外出せずに家の中にこもって隠れていること。 また、外出を禁止して謹慎させた江戸時代の刑罰のこと。
- しゅうあくかんじゃ 醜悪奸邪 容姿が見苦しく、邪な心を持っていること。 「醜悪」は醜いことや見苦しいこと。 「奸邪」は心が曲がっていて、邪よこしま...
- あくじせんり 悪事千里 悪い噂や評判は、すぐに世間に知れ渡るということ。 出典の『北夢瑣言ほくむさげん』に「好事門を出いでず、悪事千里を行く...
- ろっこんしょうじょう 六根清浄 欲や迷いを断ち切って心身が清らかになることを意味する。 仏教用語で、六根とは「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」...
- はんあいけんり 氾愛兼利 人々を愛し、平等に利益を分かち合うこと。 中国、戦国時代の墨子ぼくしの思想。 「汎ひろく愛し兼かね利りす」と訓読する...
- しざんけつが 屍山血河 死体が山のように重なり、多くの血が川のように流れること。転じて激しい戦闘の喩え。または、その後の惨状のこと。
- いっちょういっせき 一朝一夕 朝と夕とが一回ずつのことで、わずかな期間という意味。 非常に短い時間。
- たくれいふうはつ 踔厲風発 議論が巧く、風のように早く言葉を紡ぐこと。雄弁。 「踔厲」は文章や議論が卓越して鋭いこと。 「風発」は風が吹き起こる...
- ふんきんしゃかく 焚琴煮鶴 殺風景であること。風流を理解する心を持っていないこと。 琴に火をつけて燃やし、鶴を捕らえて煮るという意味。 「琴こと...
- がんしょうにゅうち 含笑入地 笑いながら悠々と死んで土に還っていくという意味で、思い残すことなく安らかに死ぬこと。
- こうじつびきゅう 曠日弥久 何をするわけでもなく、長い月日を虚しく過ごすこと。 または、無駄に時間を費やしてだらだらと物事を長引かせること。 別...
- しゅつらんのほまれ 出藍之誉 弟子が師よりも優れた才能を発揮することの喩え。 諺の「青は藍より出でて藍より青し」と同義。 青色の染料は藍あいから取...
- いだてんばしり 韋駄天走 非常に速く走ること。 「韋駄天」はもとはバラモン教の神で、後に仏教に取り入れられ、増長天の八大将軍の一神となった。 ...
- こしょくここう 古色古香 書画などが古くなり、独特の墨の色と香りを漂わせている様子。優雅な趣のあること。
- のうこうこうしょう 能工巧匠 技能に優れた大工、腕の良い職人のこと。
- りゅうきんしゃくせき 流金鑠石 厳しい暑さの喩え。 十個の太陽が同時に昇って金属や石さえも溶かしていたという古代中国の神話が由来。 同義語:「流金焦...
- ぶんてんぶき 文恬武嬉 世の中が平和になり、文官も武官も心安らかに楽しむこと。天下泰平。 また、災いの兆しに気づかないこと。 文官は恬やすら...
- ないじゅうがいごう 内柔外剛 外見は強く見えるが、本当は気が弱いこと。 「外剛内柔」でも誤りではない。
- もんぜんじゃくら 門前雀羅 人の気配がないため、門の前に網を張って雀ずめを捕まえることができるほど寂れている様子。 訪問者がいないこと。 「門前...
- けんわんちょくひつ 懸腕直筆 書道での筆の使い方の基礎。 姿勢を整え、腕を上げて、肘を脇から離し、筆を垂直に持つ書き方。 「懸腕法」ともいう。 「...
- ゆうしきょうせい 有志竟成 志をしっかり持っていれば、いつかは実現できるという意味。 「志有ある者は事こと竟つひに成る」と訓読する。 後漢の時代...
- とまつししょ 塗抹詩書 幼児は大切な詩書でもかまわずに塗り潰してしまうという意味で、子供の悪戯を表す。
- ごんごどうだん 言語道断 言葉も出ないほど酷いこと。とんでもないこと。 本来は仏教用語で「言葉で説明する道が断たれる」という意味。
- さんようすいたい 山容水態 山や川の様子。自然の美しい風景。 類義語:「山容水色さんようすいしょく」
- あふげいごう 阿附迎合 相手の機嫌をとり、気に入られようとして媚こび諂へつらうこと。
- いっせいふうび 一世風靡 同じ時代の多くの人々に広く知れ渡って流行すること。 一般的に「一世を風靡する」と用いる。
- ねんさいげつおう 年災月殃 次から次へと災害に見舞われる、最も不幸な日のこと。 「年災」は、天災で穀物が実らないこと。 「月殃」は、不運や天罰な...
- さんぱいきゅうはい 三拝九拝 何度も頭を下げて敬意や謝意を表すこと。 また、敬意を表す挨拶の言葉として、手紙の末尾に記すこともある。
- むりさんだん 無理算段 苦しい状況の中で無理をしてお金を融通ゆうづうすること。 主に金銭の工面について使う言葉。 「無理」は困難を承知で強引...
- めんきょかいでん 免許皆伝 師匠が弟子に技術の奥義をすべて残らず伝えること。
- きんじょがっぺき 近所合壁 近所の家々、または壁を一つを隔てた隣近所のこと。
- かいてんへきち 開天闢地 天地の始まり。または、過去に一度も起こっていない出来事。 「天を開き地を闢ひら」と訓読する。 中国神話で、創世神とさ...
- だいじだいひ 大慈大悲 仏教用語。仏の広大無辺な慈悲のこと。また観世音菩薩を指す。
- きょうしょくじあい 彊食自愛 食欲が無くても努めて食事を摂って、体を大切にすること。 別表記:「強食自愛」
- いっしょふじゅう 一所不住 決まった場所に住まず、各地を転々とすること。 僧侶が修行のために諸国を行脚して回ることを表す場合が多い。
- いとうひつずい 意到筆随 詩文などを作るとき、心のまま自然に筆が進むこと。 一般に「意い到いたりて筆ふで随したがう」と訓読する。
- らいちんこうしつ 雷陳膠漆 深い友情。 固い絆で結ばれている関係。 「雷陳」は、中国後漢ごかんの時代の「雷義」と「陳重」のこと。二人は深い友情で...
- かげんぜんこう 嘉言善行 教訓となるような、的確な言葉と立派な行動のこと。
- しょうびのきゅう 焦眉之急 眉まゆが焦げるほど火の勢いが迫ってきて危険であるという意味。非常に切迫して急を要する事態。緊急事態。 別表記:「焼眉...
- きゅうえんとうりん 窮猿投林 追い込まれて困難な状況のときは、あれこれ選択している余裕がないことの喩え。 「窮猿」は追いつめられた猿。 「投林」は...
- しょしひゃっか 諸子百家 古代中国、春秋戦国時代に開花した、多くの思想や学派、またその著作物の総称。 「諸子」は、孔子、孟子、老子、荘子などの...
- ししこつこつ 孜孜忽忽 他の事は考えずに、一つのことに全力を注ぎ努力すること。
- ちょうさんぼし 朝三暮四 目先の違いに気を取られ、本質を見失うこと。うまい言葉で人を騙すこと。 宋そうの国の狙公そこうは多くの猿を飼っていた。...
- ろぎょがいし 魯魚亥豕 文字を書き間違えること。 「魯」と「魚」、「亥」と「豕」の文字が似ていて間違えやすいことから。
- ようとうくにく 羊頭狗肉 羊だと看板に出し犬の肉を売るように、見かけと中身が一致していないこと。 同義語:「牛首馬肉ぎゅうしゅばにく」
- ゆうゆうかんえい 優游涵泳 余裕のある気持ちで学問や芸術の奥深さを楽しむこと。 「優游」は、ゆったりとした余裕のある様子を表す。 「涵泳」は、水...
- ちしゃふげん 知者不言 物事の道理をわきまえる真の知識者は、軽々しく多くを語らないという意味。
- とくろうぼうしょく 得隴望蜀 一つの望みを叶えると、さらにまた別の望みを抱くことを表わす。 欲望には限りがなく満足することがないことの喩え。 後漢...
- いちびょうそくさい 一病息災 病気もなく健康な人よりも、ひとつぐらいの持病があるほうが健康に気を配るようになり、かえって健康を保っていること。
- えんけいかくぼう 延頸鶴望 首を鶴のように長く伸ばして相手を待ち望むこと。 「頸を伸ばして鶴望す」と読み下す。
- れんせんれんしょう 連戦連勝 戦う度に勝つこと。負けを知らずに勝ち続けること。