養虎遺患とは

敵である者を許してしまい、後に災いを残すことのたとえ。

「養虎」は敵である虎を養うという意味で、敵を許してしまうこと。
「遺患」は後に災いの元になるものを残すこと。

「虎を養いてうれいをのこす」と訓読する。

司馬遷は『史記』にて「敵に改心の情がないときは後の憂いを断つためにも何らかの処分をすべきだ」と書き残している。

例文

・養虎遺患の危険性を知りながら、それを無視した。

四字熟語 養虎遺患
読み ようこいかん
出典 『史記』項羽紀
英訳 Feeding a tiger and inviting future trouble.
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月6日