養虎遺患とは

敵である者を許してしまい、後に災いを残すことの喩え。

司馬遷は『史記』にて「敵に改心の情がないときは後の憂いを断つためにも何らかの処分をすべきだ」と書き残している。

「虎を養いてうれいをのこす」と訓読みする。

例文

・あの企業との関係を続けるのは、養虎遺患だと思う。
・養虎遺患の危険性を知りながら、それを無視した。
・誰かが悪い選択をすると、それは養虎遺患に繋がる。
・養虎遺患が自分に影響を及ぼす前に、手を打たなければならない。

四字熟語 養虎遺患
読み ようこいかん
出典 『史記』項羽紀
英訳 Feeding a tiger and inviting future trouble.
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月20日